焼きそばが描かれているのぼりが面白い

一般的なのぼりというと、書かれている文字やデザインはそれぞれですが、そのほとんどが平面で出来ていると思います。だいたいがピラピラの旗のようなもので、風になびかれているのはよく目にする光景です。しかし私は、そんなのぼりとは少しばかり違っているユニークなデザインののぼりを知っています。それは、自宅の近くにある鉄板焼き屋さんの前に立てられているのぼりなのですが、このデザインはほかのものに比べて、一際興味を引かれる理由がありました。それは、こののぼりが立体になっているからです。書かれている文字の全てがそうではないものの、その文字の下に描かれている鉄板焼き屋さんのお店のロゴマークが立体になっていて、つい触れたくなってしまうようなデザインです。この鉄板焼き屋さんの定番料理として提供されているのは焼きそばで、この焼きそばそのものがお店のロゴマークとなっています。そのため、こののぼりには焼きそばのイラストが描かれているのですが、なんとそれが立体になっているのです。お皿のイラストの上には、茶色の毛糸がくるくると貼り付けられていて、そこには焼きそばを食べようとしているのか、きちんと箸のイラストまで描かれてあり、見ているとついその焼きそばに手を伸ばしたくなってしまうようなデザインです。私はこれまで、ピラピラののぼりは何度も見たことがありましたが、このように出っ張っている立体ののぼりを見たのは初めてで、これを見たときはとても驚いてしまいました。

しかしこれを見ることによって、本物の焼きそばを食べたいという気持ちになり、お店に入りたいと思ってしまいます。これこそ、鉄板焼き屋さんの思うツボというもので、のぼりの役割を果たしていると思いました。

そしてその思いのままに、このお店に入ったことがあるのですが、もちろん注文したのは焼きそばです。そうして食べてみたところ、甘辛いソースが細めの麺に絡まっていて、キャベツなどの具材の食感も良く、さらにその上の青海苔が良いアクセントをつけてくれていて、とても美味しいものでした。さすがに、のぼりのイラストにはここまで描かれていませんでしたが、本当に美味しい焼きそばで、こののぼりに引かれて入ったとしても、その期待に必ず応えてくれる味だと思います。このようにのぼりとは、お店らしいデザインであることが1番で、この鉄板焼き屋さんはまさにそれを徹底されているなと感心してしまいました。

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