のぼりをベランダに干すのは恥ずかしい

「飲んじゃって!飲んじゃって!」と書かれているのぼりは、旦那さんが個人経営している居酒屋さんに立ててあるものです。これは、のぼりの専門店でオーダーメイドして作っていただいたもので、完全に旦那さんのオリジナルのデザインになっています。「飲んじゃって!飲んじゃって!」というメッセージの下には、なみなみとビールが注がれているビールジョッキのイラストがあり、それも旦那さんが手書きしたデザインです。こののぼりをオーダーするにあたって、わざわざ真っ白の紙に自分で色鉛筆を使ってデザイン画を描き、それを持って店員さんに説明したほど、こののぼりにはそれだけ旦那さんのこだわりが詰まっているもので、そんな旦那さんに対して、私はとても尊敬の気持ちを持ちました。

しかしこののぼりに対して、私は唯一1つだけ、悩まされてしまっていることがあります。旦那さんの経営している居酒屋さんは、水曜日から日曜日までの、夕方の5時から朝方の3時までの営業を行っているのですが、日曜日の営業を終えると、こののぼりを洗濯することになっています。月曜日と火曜日は居酒屋さんの定休日のため、この休みの間に汚れてしまったのぼりを洗濯をしておき、水曜日にはまた綺麗な状態でのぼりを立てられるようにしているのです。そのため、月曜日の朝になると、こののぼりを洗濯することになっているのですが、自宅で洗濯をすると、もちろんその後は乾かすために外に干さなければなりません。それにあたって、他の洗濯物と同じようにベランダに出しておくのですが、この「飲んじゃって!飲んじゃって!」と書かれているのぼりは、周囲から見ればきっと変な洗濯物であり、私はこれが恥ずかしくて仕方ありません。日々洗濯をするのも、それを干すのも私が家事として行うことのため、もしベランダでこののぼりを干しているタイミングで、ご近所さんなどに出会ってしまえば、それはもう、顔が赤面してしまうことでしょう。だからといって、せっかくのお休みの日を満喫している旦那さんに対して、こののぼりを「自分で洗濯して干しておいてね」なんて言うこともできるわけがなく、私は毎週月曜日になると、この恥ずかしい思いをしながらも、のぼりを洗濯して干しています。もしも私が逆の立場でいて、ベランダに「飲んじゃって!飲んじゃって!」というのぼりが干されていれば、きっと笑ってしまうと思います。

しかし旦那さんのお仕事を応援するためにも、これは我慢しています。

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